アマゾンタロウのエンタメ感想ブログ

僕はエンタメが好きなので、映画や小説等の感想を描きます。体感したコンテンツに多少は記憶違いがある場合があります。

フランダースの犬をAmazonプライムで観た感想。1話と2話。

 1話と2話を観た感想

 

・OPでネロとアロアが追いかけっこをしていて、ほのぼのするアニメなのかと思った。だが、荷車を引く犬がいて荷車が重くて動かせないから、犬を管理する人間が、犬をムチでひっぱたいていて、ドン引きしてしまった。叩かれる犬を見ていると、どんどん怒りがたまった。この犬を叩く人間をなんとか殺めてほしいと思った。遠くから、ネロが狙撃でもしてくれたら嬉しいのだけど、平和慣れした子供だから無理。戦場慣れした子供なら葬ってくれただろうな。力なきものに自由はない。おそらく、この叩かれている犬がパトラッシュだろう。2話ではネロがパトラッシュを助けてくれるのではないかとすごく期待した。残念ながら、パトラッシュは出てこない。1秒たりとも出てこない。制作陣は忘れたか。2話では、ネロとアロアが山に木苺を取りに行く話だが、犬の話がまるで出てこない。楽しそうに木苺をとっている。木苺をとってる間も犬はムチで叩かれているかもしれないのに、木苺とるな。もっと、犬を救えなかった自分に苦悩しろネロ。もっと自己を疑え。子供だから人様の犬を救うなんて無理だと思っているなら、少年アニメの主人公は失格だ。勝手に体が動いて、気づいたら犬の首輪をとっていたという展開が欲しかったよ。僕はネロにがっかりさ。そりゃ子供だから助けるなんて無理かもしれないけどさ。おじいさんと相談して、犬を買い取るためにお金を稼いだりとか、方法があるんじゃないのか。ネロはこの文章を読んでしっかり反省してほしい。

 

・アロアという幼馴染は木苺を茎からとってしまったりと世間知らずだ。親に過保護に育てられたから知らないんだ。おじいさんに厳しく育てられているネロとの対比を表しているのだろう。アロアのほっぺが赤くておぼっちゃまくんみたいだと思った。可愛いキャラクターには、ほっぺに丸いピンクをつけるというのは、1970年代からあったのかと勉強になった。現在はちいかわに受け継がれていて、文化の継承ができててすごい。

少年ネロ

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